選別・圧縮
自動選別機・自動圧縮機の導入により、多量の処理を実現し、高品質な原材料に再生します。
破砕
大型ごみ・粗大ごみ・各種プラスチック製品などを破砕し、素材の再資源化を促進します。
溶融
発泡スチロールを過熱することなく、圧縮・撹拌し、そのとき発生する熱を利用して軟化脱泡し、良質の樹脂として再生する安全で無公害な処理をします。
システムフロー
1.破砕
発泡スチロールは、まず専用破砕機によって一定の大きさに破砕されます。
2.異物分離
破砕された発泡粒は、異物を自動分離しつつストックタンクへ空送されます。
3.空送
閉回路空輸システムにより、排気口がなく、粉塵の飛散がありません。
4.ストックタンク
破砕した材料を貯留します。
5.自動供給
タンクより可変速スクリュウによって定量ずつ、しかも発泡倍率による変動も、自動的にコントロールしながら処理部へ供給されます。
6.練溶
処理部は回転盤と固定盤で特殊形状のプレードによる撹拌摩擦熱によって発熱、軟化脱泡されます。また回転盤、固定盤は冷水ジャケットにより冷却され加熱を防いでいます。
7.ブロック成形
練溶部から排出された減溶粒は下方に落下し、ブロック成形装置にはいります。ブロック成形装置では、板状に連続的に成形し、定寸の長さ(1メートル)で、切断排出されます。